介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。
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第33回の筆記試験では、総得点125点に対して合格基準点は75点でした。
人権や福祉の考え方に影響を与えた人物に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
自宅で生活しているAさん(87歳、男性、要介護3)は、7年前に脳梗塞(cerebral infarction)で左片麻痺(ひだりかたまひ)となり、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用していた。Aさんは食べることを楽しみにしていたが、最近、食事中にむせることが多くなり、誤嚥(ごえん)を繰り返していた。誤嚥(ごえん)による緊急搬送の後、医師は妻に、「今後も自宅で生活を続けるならば、胃ろうを勧める」と話した。妻は仕方がないと諦めていたが、別に暮らしている長男は胃ろうの造設について納得していなかった。長男が実家を訪れるたびに、Aさんの今後の生活をめぐって口論が繰り返されていた。妻は訪問介護員(ホームヘルパー)にどうしたらよいか相談した。介護福祉職の職業倫理に基づく対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
人間関係における役割葛藤の例として、適切なものを1つ選びなさい。
Bさん(80歳、男性)は、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用しながら自宅で一人暮らしをしている。最近、自宅で転倒してから、一人で生活をしていくことに不安を持つこともある。訪問介護員(ホームヘルパー)がBさんに、「お一人での生活は大丈夫ですか。何か困っていることはありませんか」と尋ねたところ、Bさんは、「大丈夫」と不安そうな表情で答えた。Bさんが伝えようとしたメッセージに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
家族の変容に関する2015年(平成27年)以降の動向として、最も適切なものを1つ選びなさい。
次のうち、セルフヘルプグループ(self-help group)に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
次のうち、福祉三法に続いて制定され、福祉六法に含まれるようになった法律として、正しいものを1つ選びなさい。
2017年度(平成29年度)の社会保障給付費に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
介護保険法の保険者として、正しいものを1つ選びなさい。
介護保険制度の利用に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Cさん(75歳、男性、要支援2)は、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用して一人暮らしをしていた。最近、脳梗塞(cerebral infarction)を起こして入院した。入院中に認知症(dementia)と診断された。退院時の要介護度は2で、自宅での生活継続に不安があったため、Uグループホームに入居することになった。Uグループホームの介護支援専門員(ケアマネジャー)が行うこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
ノーマライゼーション(normalization)を説明する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Dさん(64歳、女性、障害支援区分4、身体障害者手帳2級)は、「障害者総合支援法」の居宅介護を利用して生活している。この居宅介護事業所は共生型サービスの対象となっている。Dさんは65歳になった後のサービスについて心配になり、担当の居宅介護職員に、「65歳になっても今利用しているサービスは使えるのか」と尋ねてきた。居宅介護事業所の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「障害者総合支援法」の障害者の定義に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
「障害者総合支援法」のサービスを利用するための障害支援区分を判定する組織として、正しいものを1つ選びなさい。
「高齢者虐待防止法」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
「2016年(平成28年)国民生活基礎調査」(厚生労働省)における、同居の主な介護者の悩みやストレスの原因として、最も多いものを1つ選びなさい。
「価値のある社会的役割の獲得」を目指すソーシャルロール・バロリゼーション(Social Role Valorization)を提唱した人物として、正しいものを1つ選びなさい。
ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)における環境因子を表す記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
利用者の自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢者のリハビリテーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
施設利用者の多様な生活に配慮した介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護医療院に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Eさん(女性、82歳、要介護1)は、夫(80歳)と二人暮らしである。膝の痛みがあるが、夫の介助があれば外出は可能である。最近Eさん宅は、玄関、トイレ、浴室に手すりを設置している。Eさんは料理が趣味で、近所のスーパーで食材を自分で選び、購入し、食事の用意をしたいと思っている。こうした中、Eさん宅で介護支援専門員(ケアマネジャー)が関係職種を招集してサービス担当者会議を開くことになった。Eさんの思いに添ったサービスの提案として、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護施設におけるプライバシーの保護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
ハインリッヒ(Heinrich, H.)の法則に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護福祉職が利用者と信頼関係を形成するためのコミュニケーション技術として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕初対面の娘と関係を構築するために介護福祉職がとる対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕帰宅するときの娘の発言に対する、介護福祉職の共感的な言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
Gさん(55歳、男性)は父親と二人で暮らしている。父親は週2回通所介護(デイサービス)を利用している。Gさんは、父親が夜に何度も起きるために睡眠不足となり、仕事でミスが続き退職を決意した。ある日、Gさんが介護福祉職に、「今後の生活が不安だ。通所介護(デイサービス)の利用をやめたいと考えている」と話した。Gさんが、「利用をやめたい」と言った背景にある理由を知るためのコミュニケーションとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
利用者と家族の意向が対立する場面で、介護福祉職が両者の意向を調整するときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
運動性失語症(motor aphasia)のある人とコミュニケーションを図るときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護記録を書くときの留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
報告者と聞き手の理解の相違をなくすための聞き手の留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。
次の記述のうち、古い住宅で暮らす高齢者が、ヒートショックを防ぐために必要な環境整備の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢者にとって安全で使いやすい扉の工夫として、最も適切なものを1つ選びなさい。
下肢の筋力が低下して、つまずきやすくなった高齢者に適した靴として、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護が必要な利用者の口腔(こうくう)ケアに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
口腔内(こうくうない)が乾燥している人への助言に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護福祉職が利用者を仰臥位(ぎょうがい)(背臥位(はいがい))から側臥位(そくがい)へ体位変換するとき、図に示された力点の部位として、適切なものを1つ選びなさい。
標準型車いすを用いた移動の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Hさん(35歳、男性)は6か月前、高所作業中に転落し、第6胸髄節(Th6)を損傷した。リハビリテーション後、車いすを利用すれば日常生活を送ることができる状態になっている。Hさんの身体機能に応じた車いすの特徴として、最も適切なものを1つ選びなさい。
Jさん(80歳、女性、要介護3)は、介護老人福祉施設に入所している。食事の後、Jさんから、「最近、飲み込みにくくなって時間がかかる」と相談された。受診の結果、加齢による機能低下が疑われると診断された。次の記述のうち、Jさんが食事をするときの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)(chronic obstructive pulmonary disease)のある利用者の食事に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
入浴の身体への作用を踏まえた介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
四肢麻痺(ししまひ)の利用者の手浴に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
利用者の状態に応じた清潔の介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Kさん(72歳、女性、要介護2)は、脳梗塞(cerebral infarction)で入院したが回復し、自宅への退院に向けてリハビリテーションに取り組んでいる。トイレへは手すりを使って移動し、トイレ動作は自立している。退院後も自宅のトイレでの排泄(はいせつ)を希望している。Kさんが自宅のトイレで排泄(はいせつ)を実現するために必要な情報として、最も優先されるものを1つ選びなさい。
自己導尿を行っている利用者に対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
下肢筋力の低下により立位に一部介助が必要な車いすの利用者が、トイレで排泄(はいせつ)をするときの介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
図の洗濯表示の記号の意味として、正しいものを1つ選びなさい。
衣服についたバターのしみを取るための処理方法に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
食中毒の予防に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
喘息(ぜんそく)のある利用者の自宅の掃除に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
ベッドに比べて畳の部屋に布団を敷いて寝る場合の利点について、最も適切なものを1つ選びなさい。
睡眠の環境を整える介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
Lさん(78歳、男性)は、脳梗塞後遺症による右片麻痺(みぎかたまひ)がある。妻の介護疲れで、3日前から介護老人保健施設の短期入所療養介護(ショートステイ)を利用している。入所以降、Lさんは日中もベッドで横になっていることが多かったため、介護福祉職がLさんに話を聞くと、「夜、眠れなくて困っている」と訴えた。介護福祉職のLさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」(2018年(平成30年)改訂(厚生労働省))において、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)が重要視されている。このアドバンス・ケア・プランニング(ACP)を踏まえた、人生の最終段階を迎えようとする人への介護福祉職の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
死期が近づいたときの介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢者施設で利用者の死後に行うデスカンファレンス(death conference)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護過程の目的に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護福祉職の情報収集に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
次の記述のうち、介護過程の展開におけるアセスメント(assessment)の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
短期目標の設定に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい
〔問題〕Mさんの再アセスメントに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕再アセスメントによって見直した支援の方向性として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕介護福祉職がAさんについて、主観的に記録したものを1つ選びなさい。
〔問題〕その後、娘が腰痛を発症し、Aさんは短期入所生活介護(ショートステイ)を利用することになった。次の記述のうち、短期入所生活介護(ショートステイ)におけるAさんの生活課題として、最も優先すべきものを1つ選びなさい。
Aさん(小学4年生、男性)は、思いやりがあり友人も多い。図画工作や音楽が得意で落ち着いて熱心に取り組むが、苦手な科目がある。特に国語の授業のノートを見ると、黒板を書き写そうとしているが、文字の大きさもふぞろいで、一部の漢字で左右が入れ替わっているなどの誤りが多く見られ、途中で諦めた様子である。親子関係や家庭生活、身体機能、就学時健康診断などには問題がない。Aさんに当てはまる状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
医療や福祉の法律での年齢に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
高齢期の喪失体験と悲嘆に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
加齢による味覚の変化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
意欲が低下した高齢者の動機づけに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢者の便秘に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
高齢者の転倒に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
高齢者の糖尿病(diabetes mellitus)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
うつ病(depression)による仮性認知症(pseudodementia)と比べて認知症(dementia)に特徴的な事柄として、適切なものを1つ選びなさい。
日本における認知症(dementia)の原因のうち、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)の次に多い疾患として、正しいものを1つ選びなさい。
日本での認知症(dementia)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
認知症初期集中支援チームに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
Bさん(80歳、女性、要介護2)は、1年前にアルツハイマー型認知症 (dementia of the Alzheimerʼs type)の診断を受け、服薬を継続している。同居の息子は日中不在のため、週に3回、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用し、訪問介護員(ホームヘルパー)と共に活発に会話や家事をしていた。不眠を強く訴えることが増えたため、1週間前に病院を受診したときに息子が主治医に相談した。その後、午前中うとうとしていることが多くなり、飲水時にむせることがあった。歩くとき、ふらつくようになったが、麻痺(まひ)はみられない。バイタルサイン(vital signs)に変化はなく、食欲・水分摂取量も保たれている。訪問介護員(ホームヘルパー)のBさんと息子への言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)の原因疾患を鑑別するときに、慢性硬膜下血腫(chronic subdural hematoma)の診断に有用な検査として、最も適切なものを1つ選びなさい。
認知症(dementia)に伴う注意障害に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Cさん(87歳、男性、要介護5)は、重度のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimerʼs type)である。現在、介護老人福祉施設に入所しているが終末期の状態にある。できる限り経口摂取を続けてきたが、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)(aspiration pneumonia)を繰り返し、経口摂取が困難となった。臥床状態(がしょうじょうたい)が続き、声かけに対する反応も少なくなっている。医師から、「死が極めて近い状態である」と伝えられた。施設で看取(みと)ることになっているCさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)の社会モデルに基づく障害のとらえ方に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
リハビリテーションに関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
「Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めるな)」の考え方のもとに、障害者が作成の段階から関わり、その意見が反映されて成立したものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
Dさん(31歳、男性)は、脊髄損傷(spinal cord injury)による対麻痺(ついまひ)で、リハビリテーションのため入院中である。車いすでの日常生活動作(Activities of Daily Living:ADL)は自立したが、退院後自宅で生活するときに、褥瘡(じょくそう)が生じないか心配している。Dさんの褥瘡(じょくそう)が発生しやすい部位として、最も適切なものを1つ選びなさい。
脊髄の完全損傷で、プッシュアップが可能となる最上位のレベルとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
筋ジストロフィー(muscular dystrophy)の病態について、適切なものを1つ選びなさい。
「障害者虐待防止法」の心理的虐待に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
心臓機能障害のある人に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
発達障害のEさん(5歳、男性)の母親(28歳)は、Eさんのことを一生懸命に理解しようと頑張っている。しかし、うまくいかないことも多く、子育てに自信をなくし、どうしたらよいのかわからずに一人で悩んでいる様子が見られる。母親への支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
「2016年(平成28年)生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)」(厚生労働省)における身体障害者手帳所持者の日常的な情報入手手段として、最も割合が高いものを1つ選びなさい。
心的外傷後ストレス障害(posttraumatic stress disorder:PTSD)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
健康な人の体温に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
義歯を使用したときの影響として、適切なものを1つ選びなさい。
1週間の安静臥床(あんせいがしょう)で筋力は何%程度低下するか、次のうちから最も適切なものを1つ選びなさい。
栄養素の働きに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
Fさん(80歳、女性)は、普段の食事は自立している。日常生活では眼鏡がないと不自由である。ある日、いつもより食事に時間がかかっていた。介護福祉職が確認したところ、Fさんは、「眼鏡が壊れて使えなくなってしまった」と答えた。食事をとるプロセスで、Fさんが最も影響を受ける段階として、正しいものを1つ選びなさい。
入浴(中温浴、38~41℃)の効果に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
Gさん(83歳、女性)は、認知機能は正常で、日常生活は杖歩行(つえほこう)で自立し外出もしていた。最近、外出が減ったため理由を尋ねたところ、咳(せき)やくしゃみで尿が漏れることが多いため外出を控えていると言った。Gさんの尿失禁として、適切なものを1つ選びなさい。
次のうち、便秘の原因として、最も適切なものを1つ選びなさい。
高齢者の睡眠の特徴に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
睡眠に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
死斑(しはん)が出現し始める時間として、正しいものを1つ選びなさい。
介護福祉職が経管栄養を実施するときに、注入量を指示する者として、適切なものを1つ選びなさい。
気管粘膜のせん毛運動に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護福祉職が実施する喀痰吸引(かくたんきゅういん)で、口腔内(こうくうない)と気管カニューレ内部の吸引に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
Hさん(80歳、男性)は嚥下機能(えんげきのう)の低下があり、胃ろうを1か月前に造設して、自宅に退院した。現在、胃ろう周囲の皮膚のトラブルはなく、1日3回の経管栄養は妻と介護福祉職が分担して行っている。経管栄養を始めてから下肢の筋力が低下して、妻の介助を受けながらトイレへは歩いて行っている。最近、「便が硬くて出にくい」との訴えがある。Hさんに対して介護福祉職が行う日常生活支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
経管栄養の実施に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕現在のJさんに心配される病態として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕Jさんは、食事量は回復したが、膝に痛みがあり、家の中ではつかまり歩きをしていた。要介護認定を受けたところ要支援2と判定され、家の近くの第一号通所事業(通所型サービス)を利用することになった。通所初日、車で迎えに行くと、Jさんは、「心配だからやっぱり行くのはやめようかしら」と介護福祉職に言い、玄関の前からなかなか動かなかった。このときの介護福祉職の言葉かけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕その後、Jさんは少しずつ回復し、膝の痛みもなく、家の中では何もつかまらずに歩くことができている。一人で散歩に出ようという意欲も出てきた。Jさんは、介護福祉職にもっと安定して歩けるように練習をしていきたいことや、外出するときは膝の負担を減らすために杖(つえ)を使用したいと思っていることを話した。Jさんに合った、杖(つえ)を使った歩き方として、最も適切なものを1つ選びなさい。(※本問題は、試験後に公益財団法人社会福祉振興・試験センターより正答が2つあることが公表されました)
〔問題〕M介護福祉職は、Kさんが今持っている認知能力を活用して、ほかの利用者と交流する機会を作りたいと考え、Kさんとほかの利用者に参加してもらう活動を企画することにした。M介護福祉職が企画した活動の手法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕ある日、M介護福祉職がKさんの入浴介護を行っていたところ、手のひらや指の間に赤い丘疹(きゅうしん)を確認した。M介護福祉職がKさんに、「かゆくないですか」と聞くと、「かゆい」と答えた。そのため、病院を受診したところ、角化型疥癬(かくかがたかいせん)(hyperkeratotic scabies)と診断された。Kさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用するKさんの要介護度に変更があった場合に影響があるものとして、適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕Aさんのこのような状態に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕Aさんの将来を考え、家族以外の支援者と行動できるようにすることを目標に障害福祉サービスを利用することになった。介護福祉職と一緒に散歩に行き、外出時のルールを覚えたり、移動中の危険回避などの支援を受けている。Aさんが利用しているサービスとして、適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕Aさんのサービス利用開始から6か月が経ち、支援の見直しをすることになった。Aさんの現状は、散歩では周囲を気にせず走り出すなど、まだ危険認知ができていない。介護福祉職はルールを守ることや周りに注意するように声かけをするが、注意されるとイライラし、パニックになることがある。一方で、スーパーではお菓子のパッケージを見て、硬貨を出し、長時間その場から動こうとしない。介護福祉職は、Aさんがお菓子とお金に注目している様子から、その力を引き出す支援を特別支援学校に提案した。介護福祉職が特別支援学校に提案した支援の背景となる考え方として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕Bさんの今後の生活に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕Bさんは、入院当初は落ち込んでいたが、徐々に表情が明るくなり、U病院でのリハビリテーションにも積極的に取り組むようになった。現在はVリハビリテーション病院に転院して、退院後の生活に向けて身体障害者手帳を取得し、準備を進めている。Bさんは、以前のようなアパートでの一人暮らしはすぐには難しいと考え、障害者支援施設への入所を考えている。障害者支援施設に入所するために、Bさんがこの時期に行う手続きとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔問題〕その後、Bさんは希望どおり障害者支援施設に入所した。入所した施設では、C介護福祉職がBさんの担当になった。C介護福祉職は、Bさんから、「日常生活で、もっと自分でできることを増やし、いずれは地域で生活したい」と言われた。そこでC介護福祉職は、施設内の他職種と連携して支援を行う必要があると考えた。C介護福祉職が連携する他職種とその業務内容に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。
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介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。
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