発達と老化の理解

領域「こころとからだのしくみ」の科目「発達と老化の理解」からは8問が出題されます

問題一覧(全56問)

  1.  第35回:令和4年度(2023年)

    今、発達の実験のために、図のようなテーブル(テーブル表面の左半分が格子柄、右半分が透明な板で床の格子柄が透けて見える)の左端に、Kさん(1歳1か月)を座らせた。テーブルの反対側には母親が立っている。Kさんは、格子柄と透明な板との境目でいったん動くのをやめて、怖がった表情で母親の顔を見た。母親が穏やかにほほ笑むと、Kさんは母親の方に近づいていった。Kさんの行動を説明する用語として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  2.  第35回:令和4年度(2023年)

    コールバーグ(Kohlberg, L.)による道徳性判断に関する次の記述のうち、最も高い発達の段階を示すものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  3.  第35回:令和4年度(2023年)

    標準的な発育をしている子どもの体重が、出生時の約2倍になる時期として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  4.  第35回:令和4年度(2023年)

    ストローブ(Stroebe, M.S.)とシュト(Schut, H.)による悲嘆のモデルでは、死別へのコーピングには喪失志向と回復志向の2種類があるとされる。喪失志向のコーピングとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  5.  第35回:令和4年度(2023年)

    加齢の影響を受けにくい認知機能として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  6.  第35回:令和4年度(2023年)

    高齢期の腎・泌尿器系の状態や変化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  7.  第35回:令和4年度(2023年)

    老年期の変形性膝関節症(knee osteoarthritis)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  8.  第35回:令和4年度(2023年)

    高齢者の脱水に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  9.  第34回:令和3年度(2022年)

    愛着行動に関する次の記述のうち、ストレンジ・シチュエーション法における安定型の愛着行動として、適切なものを1つ選びなさい。

  10.  第34回:令和3年度(2022年)

    乳幼児期の言語発達に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  11.  第34回:令和3年度(2022年)

    2019年(平成31年、令和元年)における、我が国の寿命と死因に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  12.  第34回:令和3年度(2022年)

    Aさん(87歳、女性、要介護3)は、2週間前に介護老人福祉施設に入所した。Aさんにはパーキンソン病(Parkinson disease)があり、入所後に転倒したことがあった。介護職員は頻繁に、「危ないから車いすに座っていてくださいね」と声をかけていた。Aさんは徐々に自分でできることも介護職員に依存し、着替えも手伝ってほしいと訴えるようになった。Aさんに生じている適応(防衛)機制として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  13.  第34回:令和3年度(2022年)

    記憶に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  14.  第34回:令和3年度(2022年)

    老化に伴う感覚機能や認知機能の変化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  15.  第34回:令和3年度(2022年)

    高齢者の睡眠に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  16.  第34回:令和3年度(2022年)

    高齢者の肺炎(pneumonia)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  17.  第33回:令和2年度(2021年)

    Aさん(小学4年生、男性)は、思いやりがあり友人も多い。図画工作や音楽が得意で落ち着いて熱心に取り組むが、苦手な科目がある。特に国語の授業のノートを見ると、黒板を書き写そうとしているが、文字の大きさもふぞろいで、一部の漢字で左右が入れ替わっているなどの誤りが多く見られ、途中で諦めた様子である。親子関係や家庭生活、身体機能、就学時健康診断などには問題がない。Aさんに当てはまる状態として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  18.  第33回:令和2年度(2021年)

    医療や福祉の法律での年齢に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  19.  第33回:令和2年度(2021年)

    高齢期の喪失体験と悲嘆に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  20.  第33回:令和2年度(2021年)

    加齢による味覚の変化に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  21.  第33回:令和2年度(2021年)

    意欲が低下した高齢者の動機づけに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  22.  第33回:令和2年度(2021年)

    高齢者の便秘に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  23.  第33回:令和2年度(2021年)

    高齢者の転倒に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  24.  第33回:令和2年度(2021年)

    高齢者の糖尿病(diabetes mellitus)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  25.  第32回:令和元年度(2020年)

    Aちゃん(1歳3か月)は、父親に抱かれて散歩中である。前方から父親の友人がやってきて、父親がにこやかに友人と話をしていると、Aちゃんは父親にしがみつき、父親の顔と父親の友人の顔を交互に見ている。しばらくすると、Aちゃんは緊張が解けた様子で、友人が立ち去るときには少し笑顔を見せた。Aちゃんの様子を説明する用語として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  26.  第32回:令和元年度(2020年)

    高齢者の年齢規定に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  27.  第32回:令和元年度(2020年)

    加齢に伴う嚥下機能(えんげきのう)の低下の原因に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  28.  第32回:令和元年度(2020年)

    老年期の記憶と注意機能に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  29.  第32回:令和元年度(2020年)

    高齢者において、心不全(heart failure)が進行したときに現れる症状に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  30.  第32回:令和元年度(2020年)

    Bさん(82歳、男性)は脳卒中(stroke)による右片麻痺がある。ほとんどベッド上の生活で、排泄(はいせつ)もおむつを使用している。一週間前から咳(せき)と鼻汁があり、37.2℃の微熱で、元気がなく、いつもよりも動きが少なかった。食欲も低下して食事を残すようになっていた。今日、おむつの交換をしたときに仙骨部の皮膚が赤くなり一部に水疱(すいほう)ができていた。Bさんの皮膚の状態とその対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  31.  第32回:令和元年度(2020年)

    次のうち、高齢者の栄養状態を良好に維持するための対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  32.  第32回:令和元年度(2020年)

    糖尿病(diabetes mellitus)のある高齢者(要介護1)が転倒して、骨折(fracture)した。入院治療後に再び自宅療養を続けるための専門職の役割として、正しいものを1つ選びなさい。

  33.  第31回:平成30年度(2019年)

    乳幼児の標準的な心身の発達に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  34.  第31回:平成30年度(2019年)

    高齢者に対する次の見方のうち、エイジズム(ageism)に該当するものを1つ選びなさい。

  35.  第31回:平成30年度(2019年)

    加齢に伴う身体機能の変化として、適切なものを1つ選びなさい。

  36.  第31回:平成30年度(2019年)

    尿失禁に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  37.  第31回:平成30年度(2019年)

    Aさん(95歳、女性、要介護3)は、介護老人福祉施設に入所して6か月になる。入所間もない頃は、「買物に行きたい」「友達に会いに行きたい」と、いろいろ介護福祉職に要望したが、それらの要望には応えてもらえなかった。現在Aさんは、認知機能障害はなく、身体的にも大きな変化や異常は認められない。しかし、ほとんどの時間をベッドで過ごしていて、「どこか行きたいところはないですか」と介護福祉職が聞いても、「ない」と答えるだけである。Aさんの現在の状態を説明するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  38.  第31回:平成30年度(2019年)

    高齢者の疾患と治療に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  39.  第31回:平成30年度(2019年)

    高齢者の便秘に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  40.  第31回:平成30年度(2019年)

    Bさん(68歳、女性)は、3か月前から、自宅の階段を昇り降りするときに、両膝の痛みが強くなってきた。整形外科を受診したところ、変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)(knee osteoarthritis)と診断された。Bさんの身長は153cm、体重は75kgである。Bさんの日常生活の留意点として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  41.  第30回:平成29年度(2018年)

    生理的老化の学説に関する次の記述のうち適切なものを1つ選びなさい。

  42.  第30回:平成29年度(2018年)

    キューブラー・ロス(Kübler-Ross, E.)が提唱した死の受容過程における「取り引き」に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。

  43.  第30回:平成29年度(2018年)

    老化に伴う身体の変化に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  44.  第30回:平成29年度(2018年)

    老化に伴う感覚や知覚の変化に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  45.  第30回:平成29年度(2018年)

    Aさん(86歳、男性)は、介護老人福祉施設に入所している。2か月前に転倒骨折で入院し、歩行訓練を経て施設に戻ってきたばかりである。施設では、転倒の危険性に配慮して、車いすを使用している。Aさんが車いすから立ち上がろうとするたびに、介護福祉職が、「危ないから座っていてくださいね」と声をかけるようにした。その結果、Aさんは、入院以前よりも口数が少なくなり、元気がなくなった。Aさんは、家族や施設の職員、他の入所者との関係は良好である。Aさんの現在の心理的状態をマズロー(Maslow, A.H.)の欲求階層説に基づいて説明した次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  46.  第30回:平成29年度(2018年)

    嚥下障害(えんげしょうがい)に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  47.  第30回:平成29年度(2018年)

    パーキンソン病(Parkinson disease)の症状として、適切なものを1つ選びなさい。

  48.  第30回:平成29年度(2018年)

    Bさん(75歳、男性)は半年前から尿が出にくくなり、時間がかかるようになった。2日前から風邪気味で、昨夜、飲酒後に市販の風邪薬を服用したところ尿が出なくなった。そのため、今朝になって病院を受診して導尿してもらった。Bさんの日常生活上の注意点として、適切なものを1つ選びなさい。

  49.  第29回:平成28年度(2017年)

    エリクソン(Erikson, E.)の発達段階説において、青年期の発達課題として、正しいものを1つ選びなさい。

  50.  第29回:平成28年度(2017年)

    年齢規定に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  51.  第29回:平成28年度(2017年)

    高齢者の薬物代謝に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  52.  第29回:平成28年度(2017年)

    老化に伴う知的機能の変化に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  53.  第29回:平成28年度(2017年)

    加齢に伴う身体機能の低下を感じている高齢者の心理に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  54.  第29回:平成28年度(2017年)

    甲状腺機能低下症(hypothyroidism)の症状として、適切なものを1つ選びなさい。

  55.  第29回:平成28年度(2017年)

    めまいとその症状に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。

  56.  第29回:平成28年度(2017年)

    Aさん(79歳、女性)は、介護老人福祉施設で生活している。糖尿病(diabetes mellitus)でインスリン治療が必要で、1日に一度、昼食後に自己注射をしていて、併せて毎食直前に血糖を下げる薬を内服している。医師からは血糖のコントロール状能は良好であると言われている。ある日、Aさんの医療機関の受診が長びいた。B介護福祉職がAさんに遅めの昼食をとってもらう準備をしていると、Aさんが「頭がふらふらする」と訴えた。冷や汗もかいているようである。 B介護福祉職によるAさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール