第29回:平成28年度(2017年) 問題28 コミュニケーション技術

Gさん(38歳、女性)は、筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)で、居宅介護を利用して、排泄(はいせつ)と入浴の支援を受けながら、日中は車いすで過ごしている。同居の母親も要介護4で、訪問介護(ホームヘルプサービス)と通所介護(デイサービス)を利用しており、定年退職した父親が家事と二人の介護をしている。
ある日、H介護福祉職の前でGさんが、「最近、父親が体調不良でつらそうで…」「私が一人暮らしをした方が父も楽になるんだけど、だめだと言うし…」と言った。
Gさんに共感を示すH介護福祉職の対応として、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    父親の気持ちを想像してみるように助言する。
  2. 2
    Gさんの話に応えながら、気持ちを確認する。
  3. 3
    障害者の一人暮らしに関する情報を提供する。
  4. 4
    これからの生活について、自己決定を促す。
  5. 5
    前向きな話題を出して、Gさんの気持ちを切り替えてもらう。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

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