第35回:令和4年度(2023年) 問題96 生活支援技術

Kさん(76歳、女性、要介護2)は、介護老人保健施設に入所している。日頃から、「排泄(はいせつ)は最期まで他人の世話にならない」と言い、自分でトイレに行き排泄(はいせつ)している。先日、趣味活動に参加しているときにトイレに間に合わず失禁した。その後、トイレの近くで過ごすことが多くなり、趣味活動に参加することが少なくなった。Kさんを観察すると、1日の水分摂取量、排尿量は変わりないが、日中の排尿回数(はいにょうかいすう)が増えていることがわかった。
Kさんへの介護福祉職の最初の対応として、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    日中は水分摂取を控えるように伝える。
  2. 2
    抗不安薬の処方ができないか看護師に相談する。
  3. 3
    トイレに行く姿を見かけたら、同行する。
  4. 4
    排泄(はいせつ)について不安に感じていることがないかを聞く。
  5. 5
    積極的に趣味活動に参加するように勧める。
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生活支援技術
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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