第35回:令和4年度(2023年) 問題2 人間の尊厳と自立

Aさん(25歳、男性、障害支援区分3)は、網膜色素変性症(retinitis pigmentosa)で、移動と外出先での排泄時(はいせつじ)に介助が必要である。同行援護を利用しながら、自宅で母親と暮らしている。音楽が好きなAさんは合唱サークルに入会していて、月1回の練習に参加している。
合唱コンクールが遠方で行われることになった。同行援護を担当する介護福祉職は、Aさんから、「コンクールに出演したいが、初めての場所に行くことが心配である」と相談を受けた。
介護福祉職のAさんへの対応として、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    合唱コンクールへの参加を諦めるように話す。
  2. 2
    合唱サークルの仲間に移動の支援を依頼するように伝える。
  3. 3
    一緒に交通経路や会場内の状況を確認する。
  4. 4
    合唱コンクールに参加するかどうかは、母親に判断してもらうように促す。
  5. 5
    日常生活自立支援事業の利用を勧める。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

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