第29回:平成28年度(2017年) 問題84 認知症の理解

Cさん(80歳、女性)は、軽度のアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer's type)と診断され、訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けて自宅で一人暮らしをしている。几帳面(きちょうめん)な性格で、大切な物はタンスの中にしまっている。最近物忘れが多くなってきた。
ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)が訪ねると、Cさんが、「泥棒に通帳を盗まれた」と興奮して訴えてきた。部屋はきれいな状態であった。
訪問介護員(ホームヘルパー)のCさんへの対応として、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    保管場所を忘れたのだろうと伝える。
  2. 2
    気分を変えるために話題を変える。
  3. 3
    一緒に通帳を探すことを提案する。
  4. 4
    認知症(dementia)が進んできたための症状であることを伝える。
  5. 5
    通帳の保管場所を忘れないように保管場所に目印をつけてもらう。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

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