座ってできる、カラフルなコースターを使ったレクリエーションです。コースターを素早くひっくり返す簡単な動きだからこそみんなで大盛り上がりできます。
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 2人~
- 所要時間
- 5~10分
- どこを使うか
- 体、心、対人
- 効果
- 上体の運動
- 競争心を刺激する
用意するもの
- コースター
- アクリル毛糸で編んだ赤いコースターと白いコースターを裏表に縫い合わせたもの(メリハリのある組み合わせなら何色でもよい)。50枚。
レクのやり方
隊形
テーブルをはさんで2チームが向かい合う。
【導入】
3人ずつ出てもらいテーブルをはさんで向かい合う。
まず、3人ずつ出て、向き合って座ってください
2色のコースターを市松模様になるようにテーブルに並べる。
片面が赤、片面が白ですが、赤と白が同じ数になるように市松模様に並べてください
【説明】
ルールを説明。コースターを返して自分のチームの色を増やす。
赤チームは赤が増えるように、これをひっくり返します。白チームは白を増やしましょう。どちらの色が多いかで勝負が決まります
赤に返されたものが、白にひっくり返されたりしますよ。制限時間まで、次々ひっくり返しましょう
練習をして要領とルールをつかんでもらう。
では一度練習しましょう。こちらのチームは赤、こちらのチームは白にしてください
自分のチームの色を再確認してから本番開始。30秒で終了。
各チームの色のコースターを数えて、勝敗を決定。
おしまーい! 自分のチームのコースターを数えましょう。今回は〇チームの勝ちですね!
アドバイス「こんなときは…」
それぞれの勝ちたい気持ち、参加する楽しみを引き出す
利用者自身が思わず立ち上がったり、いつもより手を伸ばしたり、競争心や意欲が身体運動にあらわれるゲームです。片麻痺の人がいる場合には、全員片手での参加にすることでフェアなゲームにすることができます。
アクリルコースターの作製時に編み物の得意な利用者に参加していただけると、より手づくり感のある、自分たちだけの大切な遊びへと発展させることができます。
監修/杉浦史晃
※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています