紙に書いた野菜名を使ってビンゴを楽しむレクリエーションです。25種類の野菜の名前を思い出して紙に書けるか、認知機能のトレーニングも兼ねています。
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 4人~
- 所要時間
- 20~40分
- どこを使うか
- 体、頭、心、対人
- 効果
- 脳の活性化
- 協調性を養う
用意するもの
- 紙
- A4程度のサイズ。1組に1枚。5✕5のマス目を描いておいてもいい。
- 鉛筆
- 人数分
- ホワイトボード
レクのやり方
隊形
2人組でテーブルに横並び(3人組は関わりが薄くなりがち)になる。
【導入】
ホワイトボードに5✕5のマス目を書き、紙にマス目をつくってもらう(見立てる力の残存能力を測れる。できる人がほかの組の分もつくってもOK)。
紙を縦横に折って、5✕5のマス目を作ってください
折り目ができたら見やすいように線を描きます
25種類の野菜の名前でマス目を全部埋めてもらう。
マス目に野菜の名前を書いてください。同じ名前が重ならないように注意してくださいね。2人でマスを埋めましょう。よーいドン!
様子を見て、書けないチームは他チームを見てマスを埋めてもらう。
これはビンゴなので、書く位置が違えば結果が変わります。早く書けたら、まだ書けないチームに見せてあげてください。
【説明】
野菜名が合えば〇をつけて拍手。盛り上げてもらうように説明。
私が発表する野菜名が紙に書いてあれば〇をつけます。そのときは「わーっ!!」と2人で拍手して盛り上がりましょう!
その〇が縦・横・斜めのどれか一列にそろうとビンゴです
【説明】
4つ発表したらリーチとビンゴのかけ声を説明する。
あと1つ〇がつけば列がそろうときは「リーチ」と2人で声をそろえて宣言してください。列がそろったら「ビンゴ」と騒ぎましょう
次々と野菜名を発表。40ほど発表したところで列を数えてもらう。
そろそろ結果発表です。列はいくつそろいましたか?
POINT
進行者がその場で40種類言う自信がない場合はメモを用意。耳の遠い人やにぎやかで聞こえない場合のために、発表した野菜はホワイトボードに書いていきましょう。
【まとめ】
各チームの列を確かめながらそれぞれにねぎらう。
縦横斜めの列を数えましたか? 一番たくさんそろったチームが優勝です
順にたずねてから優勝チームを称える。
アドバイス「こんなときは…」
ヒントを出して思い出す手伝いをしよう
野菜の種類を2人で25種類言えるかどうか、認知機能の程度と、思い出すことをあきらめない力が試されます。色や季節、料理の仕方などの切り口で「思い出してみましょう」とヒントを出しましょう。
ワイワイ楽しむためには、〇をつけるときに拍手をしてもらう、リーチやビンゴと言うときに動作をつけてもらうなどを決めておきましょう。盛り上がりが違います。
監修/杉浦史晃
※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています