言葉探しをして、推測する脳トレです。チーム内で相談しながら、いかに他のチームと重ならない言葉を見つけられるかがポイントです。
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 4人~
- 所要時間
- 15分~
- どこを使うか
- 頭、心、対人
- 効果
- 脳の活性化
- コミュニケーションが深まる
用意するもの
- 紙
- 2人に1枚
- 鉛筆
- 全員分
- ホワイトボード
レクのやり方
隊形
2人1組で、ホワイトボードに向かって机に横並びになる。
【導入】
人や物の名前を思い出すことが脳によい効果があると伝えて興味を引く。
人や物の名前を思い出せたときは、爽快ですよね。今日は、みなさんの脳の引き出しから、人や物の名前を出してもらいます
【説明】
ただ名前を出すのではなく、予想が必要なことをアピールする。
名前を出すのではなく、ほかのチームの答えを予想してもらいます。重なったらアウトです。お隣の人とチームになって考えてください
【説明】
ホワイトボードを見ながら手元の紙にマス目を描き、回答用紙を作ってもらう。
回答用紙をつくります。マス目が描けたら、左上のひとマスを空けて、上の段に「生き物の名前」「おいしいもの」「歴史上の人物」と書いてください
【説明】
回答用紙の埋め方と、重なると得点にならないことを説明する。
この欄なら「あ」が頭につく生き物の名前を入れますが、ほかのチームと重なっていると得点になりません
マス目が描けていることを確かめ、スタートしてもらう。
どんなものなら、ほかのチームと重ならないでしょうね。2人で相談しながら進めてくださいね。後で発表してもらいます
すべてのチームが書き終わったら、発表してもらう。
では発表してもらいます。もし、ほかのチームが発表したものを自分のチームでも書いていたら、「ブーブー」と言います。そのときはお互いに得点になりません。重なりがなければ9点満点になります
【まとめ】
予想通りになったかどうかなど、結果を確認する。
重なりが多かったら、常識家ということでしょう。お隣の方との相談はどうでしたか? 意見が合わないこともあるでしょうが、意外な発想もでてきたのでは? 人の考えを知るのも面白いですよね
アドバイス「こんなときは…」
頭文字になる音や言葉のジャンルを変えてみて
このゲームは、単に言葉を思い浮かべるだけではありません。各欄に当てはまる名前を思い浮かべてから「ほかのチームと重ならないのはどれか」を相談するので、頭を使います。また手順を踏む過程で、チーム内でコミュニケーションが深まり、相手への好奇心も生まれます。
慣れたら頭文字になる音を変更したり、町の名前、俳優の名前、花の名前など言葉のジャンルを変更するといいでしょう。
監修/杉浦史晃
※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています