好きだったスターやアイドルの写真を見ながら好みのタイプを探すレクリエーションです。懐かしい記憶を思い出すことが脳トレになり、参加者同士が昔話で盛り上がれます。
目次
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 2人から
- 所要時間
- 5~10分
- どこを使うか
- 頭、心、対人
- 効果
- 脳の活性化
- 協調性を高める
用意するもの
- 鉛筆
- 有名人の顔写真
- 雑誌の切り抜きやインターネットで探すなどして集めておく
レクのやり方
隊形
テーブルに写真を並べておく。
【導入】
時代を彩ったスターの顔写真を集めてプリントしておく。
支援者
好みの異性のスターを見ると誰でも目が輝きます。映画の有名俳優や歌手など、利用者が知っていそうな有名人を集めましょう。支援者自身の好きな顔も入れて好みを明かすのもOKです
インターネットでスターの顔写真を集めて、レイアウトソフトを使って、9人分くらいをA4の紙に割りつけてプリントすると手軽。
写真を見て好きなスターや歌を思い出してもらう。
支援者
好みのタイプはどの人ですか? 探してください
数人のグループに分けそれぞれ、用紙に順位を書いてもらう。
同じ順位をつけた人を探す、全体の順位を発表するなどして楽しむ。
大きな顔写真を用意するとわかりやすい。
2~3人で行うとき
支援者
みなさんのお好みを聞いて、レクリエーションの参考にしたいのです。この写真の中からベスト3を教えていただけますか? お願いします
利用者の生活歴がわかるような会話をしていく。
アドバイス「こんなときは…」
思い出のスターの写真で会話が始まる
名前が思い出せない、言語的なコミュニケーションが困難などの事情があっても、顔を認識する機能が衰えていない限り、写真を見るときの反応からコミュニケーションが成立するかもしれません。
もしかすると、利用者のかつての恋愛話や人相占いの話など、軽口が聞けるかもしれません。リハビリやゲームといったものとは異なった反応が引き出せるプログラムです。
監修/杉浦史晃
※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています