介護レクリエーション「好みのタイプ探し」アイキャッチ画像

高齢者レクリエーション「好みのタイプ探し」

好きだったスターやアイドルの写真を見ながら好みのタイプを探すレクリエーションです。懐かしい記憶を思い出すことが脳トレになり、参加者同士が昔話で盛り上がれます。

参加人数、所要時間、効果など

参加人数
2人から
所要時間
5~10分
どこを使うか
頭、心、対人
効果
脳の活性化
協調性を高める

用意するもの

鉛筆
有名人の顔写真
雑誌の切り抜きやインターネットで探すなどして集めておく

レクのやり方

隊形

テーブルに写真を並べておく。

介護レクリエーション_脳トレ_数字画像1

【導入】

時代を彩ったスターの顔写真を集めてプリントしておく。

介護レクリエーション「顔」イラスト[1]
支援者

好みの異性のスターを見ると誰でも目が輝きます。映画の有名俳優や歌手など、利用者が知っていそうな有名人を集めましょう。支援者自身の好きな顔も入れて好みを明かすのもOKです

介護レクリエーション「好みのタイプ探し」イラスト[1]

インターネットでスターの顔写真を集めて、レイアウトソフトを使って、9人分くらいをA4の紙に割りつけてプリントすると手軽。

介護レクリエーション_脳トレ_数字画像2

写真を見て好きなスターや歌を思い出してもらう。

介護レクリエーション「顔」イラスト[1]
支援者

好みのタイプはどの人ですか? 探してください

介護レクリエーション「好みのタイプ探し」イラスト[2]
介護レクリエーション_脳トレ_数字画像3

数人のグループに分けそれぞれ、用紙に順位を書いてもらう。

介護レクリエーション「好みのタイプ探し」イラスト[3]
介護レクリエーション_脳トレ_数字画像4

同じ順位をつけた人を探す、全体の順位を発表するなどして楽しむ。

介護レクリエーション「好みのタイプ探し」イラスト[4]

大きな顔写真を用意するとわかりやすい。

2~3人で行うとき

介護レクリエーション「顔」イラスト[1]
支援者

みなさんのお好みを聞いて、レクリエーションの参考にしたいのです。この写真の中からベスト3を教えていただけますか? お願いします

利用者の生活歴がわかるような会話をしていく。

介護レクリエーション「好みのタイプ探し」イラスト[5]

アドバイス「こんなときは…」

思い出のスターの写真で会話が始まる

名前が思い出せない、言語的なコミュニケーションが困難などの事情があっても、顔を認識する機能が衰えていない限り、写真を見るときの反応からコミュニケーションが成立するかもしれません。

もしかすると、利用者のかつての恋愛話や人相占いの話など、軽口が聞けるかもしれません。リハビリやゲームといったものとは異なった反応が引き出せるプログラムです。

監修/杉浦史晃

※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

レクリエーションの記事一覧