自分が好きだった有名人の名前を思い出して発表しあう脳トレです。思い出す行為は脳の活性化につながり、また名前が出てきた有名人の話題で盛り上がることができます。
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 2人~
- 所要時間
- 15分~
- どこを使うか
- 体、頭、心、対人
- 効果
- 脳の活性化
用意するもの
- 有名人の顔写真
- ホワイトボード
レクのやり方
隊形
2~3人が机をはさんで相談できる隊形にする。
【導入】
2~3人のチームになり「みなさんの好きだった俳優は?」と投げかける。
みなさんはどんな俳優さん、女優さん、歌手が好きだったのか、名前をあげていただけますか? 今は活躍していない方でも大丈夫です
【説明】
出てきた名前の最初の音を50音から消して、ルールを説明する。
一度出た名前と同じ文字から始まる名前は言えないことを、ボードの50音からその文字を消して説明する。
原節子ですから「は」を消しますよ。一度出た頭文字の名前は打ち止めですので、ほかの頭文字から始まる名前をあげてください
ホワイトボードでルールを説明し、手をあげたチームからゲームスタート!
チームでひとつ名前を出してください。50音ひとつにつき1人です。ほかのチームがその文字を使ったら、もう使えないのでほかの名前を考えてください。さぁ、どのチームから始めましょうか?
名前が挙がったら、「どんな人でしたっけ?」と問いかける。
POINT
回答者が説明したら、「なるほど!」「よく出てきましたね」と言いながら、ボードの文字を消します。こんな会話がほかのチームの思い出すヒントになります。
詰まったら、写真を見せ、歌手、俳優、スポーツ選手など切り口をヒントにする。
50音全部やらなくてOK。様子と時間を見て終了する。
もう、時間なんですね。まだこんなに50音が残っていますが、残りは宿題にしましょうか? 思いついたらメモしておいてくださいね
【まとめ】
名前や思い出で、脳が元気になることを説明する。
最近の人の名前は出てこないのに、昔の人の名前はすらすら出てきます。名前や思い出を口にすることが脳を元気にするようです
アドバイス「こんなときは…」
名前を出す条件を変えてみても
有名人の名前が、お互いの会話のきっかけになったり、「歴史に詳しそう」など他人への興味につながることも。慣れてきたら、男性や女性、または歴史上の人物に限るなど、制約をつけたり、50音を半分にして、少ない音の中で有名人を探してもいいでしょう。
「さ」など、多く出る文字があったら、その文字は1回だけでなく、複数あげてもいいというルールにしてもいいでしょう。
監修/杉浦史晃
※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています