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高齢者レクリエーション「ジャンケントレーニング」

ジャンケンで負けたら足踏みをする体操レクリエーションです。ゲーム感覚で体を動かせるので、楽しくトレーニングできますよ。

参加人数、所要時間、効果など

参加人数
2、3人組
所要時間
5~10分
どこを使うか
体、頭、心、対人
効果
筋肉トレーニング

用意するもの

いす

体操のやり方

隊形

2人組になって向き合って座る(2人組になるプログラムの後に行うとスムーズ)。

【導入】

筋肉を鍛えるねらいを説明して、2人組になってもらう。

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支援者

ゲームをしながら筋肉が鍛えられますよ

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【説明】

ジャンケンで負けたら足踏みするルールをやって見せて説明。

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支援者

ジャンケンで負けたら、イチニイサンシと大きな声で数えながら8回足踏みします。腕も大きく振って、足もできるだけ高く上げましょう

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利用者に1分間続けてやってもらう。

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支援者

負けが続いたら無理をしないでくださいね。よーいスタート!

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ゲームを振り返り、パートナーをチェンジする。

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支援者

ジャンケンに勝つと運動ができませんね(笑)。ではここでパートナーが替わります。パートナーさん、ありがとう

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ジャンケンに負けるとおしりを浮かせる次のゲームを説明。

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支援者

負けた人は、立ち上がるときのようにおしりを少し浮かせます。足は開いて、スクワットみたいな感じです。前かがみにならないようにしましょう。

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介護レクリエーション「顔」イラスト[1]
支援者

負けたら、それを3回です。では、2分間やってみましょう

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ゲームを振り返りパートナーチェンジをする。

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介護レクリエーション「顔」イラスト[1]
支援者

今度の勝ち負けは半々になりましたか? パートナーさんを替えて次にいきましょう。パートナーさん、ありがとう

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両手で体を支えて腹筋を鍛える次の動きを説明。

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支援者

座面に両手をかけて、両足を持ち上げます。空中で自転車をこぐように足を動かしながら10数えます。背中を丸めないようにしましょう。息を止めないでくださいね

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介護レクリエーション「顔」イラスト[1]
支援者

腹筋を意識すると効果的ですよ。ジャンケンに負けたらこれをやります。では2分間スタート!

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POINT

行う時間は1~2分としていますが、あくまでも目安です。どの運動も、やめてしまう人が出てきたら打ち切るつもりで参加者の動きをよく見ましょう。

アドバイス「こんなときは…」

ゲームなら楽しく運動ができる

ゲームの中で体を動かすようにすると、笑いながら、つまりリラックスしながら筋肉トレーニングを行うことができます。また相手がいることで、サボるわけにもいかなくなります。とはいえ、無理をしないように声をかけることも必要です。

最後にはお互いに「お疲れ様でした」と声をかけ合うように促して、良好な人間関係の場ともなるように、楽しい時間の演出を試みましょう。

監修/杉浦史晃

※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

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