おしゃべりを楽しむレクリエーションです。誰もがお持ちの「病気」を明るい話題にして、参加者が楽しくコミュニケーションをとることができます。
目次
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 2人~
- 所要時間
- 10~15分
- どこを使うか
- 頭、心、対人
- 効果
- ストレス発散
- 仲間意識が芽生える
用意するもの
- 特になし
ゲームの流れ
隊形
2人1組になり、座って向き合う。
【導入】
テーマに沿っておしゃべりを楽しむという主旨を伝える。
POINT
参加者がリラックスできるように、支援者も明るい表情で話し、利用者の表情にも注目します。「何をしゃべろうかな?」と、少しワクワクした気分を引き出しましょう。
【説明】
2人組になり、時間内に自分のことを相手に伝えることを説明する。
ルール
会話終了後の聞き取りインタビューで明るさを演出して不安を解消する。
POINT
「病気自慢」のプログラムは、会話のきっかけづくりでもあるので、話が脱線してもOK。それで盛り上がって、人間関係づくりに役立てば大成功です。
アドバイス「こんなときは…」
失敗自慢、家族自慢など話題を変えても
年齢とともに、自分の体が思うようにならなくなる事柄を誰かに伝えることは、ストレス解消になります。そして、みんながそれぞれに同じ状況なのだと納得ができ、お互いに助け合う気持ちや、仲間意識が芽生えます。
話す内容を「病気自慢」から「失敗自慢」に変えてみてもいいでしょう。もちろん「家族自慢」や「特技自慢」など、明るく人に自慢できる話題でも楽しめます。
監修/杉浦史晃
※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています