介護レクリエーション「病気自慢」アイキャッチ画像

高齢者レクリエーション「病気自慢」

おしゃべりを楽しむレクリエーションです。誰もがお持ちの「病気」を明るい話題にして、参加者が楽しくコミュニケーションをとることができます。

参加人数、所要時間、効果など

参加人数
2人~
所要時間
10~15分
どこを使うか
頭、心、対人
効果
ストレス発散
仲間意識が芽生える

用意するもの

特になし

ゲームの流れ

隊形

2人1組になり、座って向き合う。

数字1の画像[介護レクリエーション]

【導入】

テーマに沿っておしゃべりを楽しむという主旨を伝える。

介護レクリエーション「病気自慢」イラスト[1]

POINT

参加者がリラックスできるように、支援者も明るい表情で話し、利用者の表情にも注目します。「何をしゃべろうかな?」と、少しワクワクした気分を引き出しましょう。

数字2の画像[介護レクリエーション]

【説明】

2人組になり、時間内に自分のことを相手に伝えることを説明する。

介護レクリエーション「病気自慢」イラスト[2]

ルール

  • 制限時間3分
  • 途中で話す人を交替
介護レクリエーション_ゲーム_数字画像3

会話終了後の聞き取りインタビューで明るさを演出して不安を解消する。

介護レクリエーション「病気自慢」イラスト[3]

POINT

「病気自慢」のプログラムは、会話のきっかけづくりでもあるので、話が脱線してもOK。それで盛り上がって、人間関係づくりに役立てば大成功です。

アドバイス「こんなときは…」

失敗自慢、家族自慢など話題を変えても

年齢とともに、自分の体が思うようにならなくなる事柄を誰かに伝えることは、ストレス解消になります。そして、みんながそれぞれに同じ状況なのだと納得ができ、お互いに助け合う気持ちや、仲間意識が芽生えます。

話す内容を「病気自慢」から「失敗自慢」に変えてみてもいいでしょう。もちろん「家族自慢」や「特技自慢」など、明るく人に自慢できる話題でも楽しめます。

監修/杉浦史晃

※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

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