ジャンケンをして、勝つと肩をたたいてもらえるゲームです。スキンシップをとることで親近感がわき、参加者の距離が縮まります。
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 2人~
- 所要時間
- 10~15分
- どこを使うか
- 体、頭、心、対人
- 効果
- 会話のきっかけづくり
- 利用者同士のスキンシップ
用意するもの
- 特になし
ゲームの流れ
隊形
2人1組になり、座って向き合う。
【導入】
利用者同士をペアにして楽しいことを始める雰囲気づくりをする。
POINT
なかなかペアが組めない利用者を素早く発見し、手助けしましょう。何度もペアを組むうちに少しずつ自発的にできるようになります。これも目標のひとつです。
【導入】
全員のペア成立を確認し、少し時間をおいてから、挨拶をするように促す。
みなさん組めましたか? それではパートナーさん、よろしくお願いします
【説明】
支援者もペアをつくり、これからすることとルールを説明する。
これからジャンケンをします。勝つと相手に肩をたたいてもらえます
【説明】
言葉での説明だけでなく、支援者がモデルになってこれから行うことを見せる。
【説明】
最初はやさしくたたき、次に相手の要望どおりの強さでたたくことを伝える。
利用者の理解度や表情を確認し、準備ができたらスタートの声かけをする。
みなさん、おわかりになりましたか? では、1回目のジャンケンです
ほどよい時間を見て、2回目、3回目のジャンケンを行う。
アドバイス「こんなときは…」
臨機応変にルールを変えるとより楽しめます
相手の肩に触れることで親近感がわき、会話のきっかけにもなります。支援者はペアの距離が縮まるような声かけをします。また肩たたきを「背中や腕、ひざをさする」に変更したり、相手の要望にこたえても◎。
2連敗の人は、次はたたいてもらう側になるというルールでもいいですし、勝負に徹してもOKです。いずれの場合も、相手と相談して楽しむためのコミュニケーションをとるように促します。
監修/杉浦史晃
※本記事は『もっと笑顔を引きだす!ユーキャンの介護レクリエーション春夏秋冬』(ユーキャン/2014年10月27日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています