歩いていて何げなく見つけた落とし物。名前を確認して、お部屋に届けてあげましょう。記憶力を高め、判断力をつけるトレーニングになりますよ。
目次
参加人数、ねらい
- 参加人数
- レク1/2人1組
- レク2/1人
- ねらい
- 記憶力を高め、判断力をつける
用意するもの
- 日用品、身につけているもの
- なるべく小さいもの
- テーブル、ソファー、花など
- 季節に合った衣類なども
楽しむためのポイント
レクリエーションのやり方
記憶力を高め、判断力の向上につながるレクを2つ紹介します。
【レク1】順路を歩いて見つけるコース
フロアー全体でもいいし、スペースを区切ってその中に落とし物を用意してもよい。
隠れた場所に置かず、見える範囲のところに置く。テーブル、テレビ、ソファーなどを置いたりして、少し雰囲気を出すように並べておく。
2人1組になり、散歩感覚でやってみる。順路を往復してもよい。見つけた落とし物の名前を確認したら、1つ1つ落とし主の居室まで届けてあげる。
時間を決めずにゆっくり行う。椅子やソファーなどを置いて、座って休んだりしながら、あたりを見回せるようにする。
【レク2】自由に歩いて見つけるコース
1人で自由に歩いたりしながら、落とし物を見つける。1つ見つけたら、すぐ落とし主に届けに行く。
【著者からアドバイス】介助のポイント
落とし物には名前を大きく書いて貼りつけ、居室の番号も書き入れておきます
編著者/原田律子
※本記事は『高齢者も楽しい 車椅子でできる健康体操&レク』(いかだ社/2005年3月12日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています