介護レクリエーション「夢のホールインワン」

ダンボール箱やザルの的をめがけて、紙ボールを投げ入れるゲームです。細かい手首の動きの訓練になりますよ。

参加人数、ねらい

参加人数
多い方が楽しい
ねらい
  1. 集中力を養い、細かい手首の動きができるようにする
  2. ストレスの解消を図る

用意するもの

介護レクリエーション「夢のホールインワン」用意するものの流れのイラスト

ダンボール箱
5個
ザル、またはカゴ
5~8個
紙ボール(新聞紙を丸めてビニールテープで止めたもの)
多数
紙、ビニールテープ

楽しむためのポイント

  • スタートラインをまっすぐにしたり曲線にしたり、変化をつける
  • どんな投げ方でもよい。後ろを向いて投げたりもしてみる
  • 立てる人はなるべく立位で。車椅子に座って行ってもよい

レクリエーションのやり方

的が動かないように、床にビニールテープで固定する。

的と的の間隔は1m~3m程度にいろいろ変化をつけて置く(体力に応じて)。紙に点数を書き、的の側面に貼りつける。

介護レクリエーション「夢のホールインワン」レクリエーションの流れのイラスト(1)
介護レクリエーション_体操_数字画像2

5~6人がスタートラインに並び、ボールを投げる(1人5個ぐらい投げる)。

ボールが入ったら、職員がその点数を書きとめておく。最後に合計をして、みんなで高い点数の人をほめあう。

介護レクリエーション「夢のホールインワン」レクリエーションの流れのイラスト(2)

後ろを向いて投げる際は、転ばないように、介助者がそばについて注意する。

介護レクリエーション「夢のホールインワン」レクリエーションの流れのイラスト(3)

【著者からアドバイス】介助のポイント

  1. 遠くへ投げられない人のために、距離を短くしたり、的の大きさを考えましょう
  2. バランスを崩してころばないように注意してください

編著者/原田律子

※本記事は『高齢者も楽しい 車椅子でできる健康体操&レク』(いかだ社/2005年3月12日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

書籍紹介

高齢者も楽しい 車椅子でできる健康体操&レク

出版社: いかだ社

原田律子(編著)
車椅子に乗り始めの「初期」から、日常生活の動きができる「中期」、かなり乗り回せる「回復期」まで、段階を追って日常生活を取り戻すための健康体操とレクリエーションを22種類紹介します。運動のねらいや介助のポイントなども明記。機能回復に役立ち、毎日無理なく楽しめます!

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  • 原田律子

    日本リハビリテーション専門学校、日本福祉教育専門学校、多摩リハビリテーション学院、関東リハビリテーション専門学校で、体育理論と実技を指導した。中学校1級、高校2級保健体育教諭教員免許、スポーツテスト判定員(日本体育協会)/応急手当普及員(東京消防庁)/日本陸上競技連盟A級公認審判員。故人。

    原田律子のプロフィール

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