介護レクリエーション「タオル体操」アイキャッチ画像

高齢者レクリエーション「タオル体操」

タオル1枚を使って、ストレッチや手指の運動をし、体幹も鍛えます。「入浴」「キャッチボール」「運針」などいろいろ楽しめます。

参加人数、所要時間、効果など

参加人数
何名でも可
所要時間
20~30分
効果
ストレッチ
手指の運動
体幹を鍛える

用意するもの

薄手のタオル、または手ぬぐい
人数分

体操のやり方

参加者は、薄手のタオルか手ぬぐいを1枚ずつ持ちます。最初はお風呂で体を洗います。体を洗うときのように、服の上からマッサージしていきます。

介護レクリエーション「タオル体操」イラスト[1]
数字2の画像[介護レクリエーション_体操・スポーツ]

背筋を伸ばし、腕をまっすぐに上にあげてマッサージし、体幹を伸ばします。

レクを盛り上げるアイデア①

入浴時のイメージで、『草津節』『いい湯だな』などのBGMを流したり、歌ったりしながらやってみましょう。「お風呂で洗う順番は?」「ももの後ろやおしりもこすってみましょう」などと声をかけながら行いましょう。

介護レクリエーション「タオル体操」イラスト[2]

注意するポイント

片マヒの人は痛みのない範囲で無理なく行います。関節可動域を柔軟にする効果がありますから、できるだけ体を動かしてもらうように、スタッフは転倒・転落に注意してサポートしましょう。

数字3の画像[介護レクリエーション_体操・スポーツ]

キャッチボールをします。
タオルを丸めます。それを上に投げて、キャッチします。

介護レクリエーション「タオル体操」イラスト[3]

注意するポイント

片マヒの人はバランスをくずしやすく、転倒・転落する危険性があります。必ずサポートに入るようにしましょう。

数字4の画像[介護レクリエーション_体操・スポーツ]

運針をします。
タオルを広げて針を運ぶ手つきをします。

介護レクリエーション「タオル体操」イラスト[4]

注意するポイント

片マヒの人は、健側の手首を動かしてみましょう。

レクを盛り上げるアイデア②

「今度はキャッチボールをしましょう!」「ぞうきんを縫いましょう!」などといろいろなシチュエーションを想定して楽しみましょう。

監修/社会福祉法人 世田谷区社会福祉事業団

※本記事は『車いすの人でも楽しめる!レクリエーション50+盛り上げるアイデア100』(誠文堂新光社/2014年5月16日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

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