隣の人にお手玉やボールを贈り(送り)ます。体を左右に向き変えるので、体幹の回旋運動となり、上肢の協調性を引き出します。
目次
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 20~30名
- 所要時間
- 30分
- 効果
- 上肢の協調性
用意するもの
- お手玉、ピンポン玉、ボール、ぬいぐるみ、クッション、食品用ラップフィルムの芯など
- 必ず同じ大きさで重さが同じものを2つ。
ゲームの流れ
準備
手指、肩、腕などを動かしてウォーミングアップをしておきます。
2列で向き合って座ります。進行係の合図で先頭の人はお手玉やボールを隣の人に渡します。渡すときには「はい」と言いながら渡します。
途中で落ちたら、スタッフが拾うようにします。
注意するポイント
渡すときにバランスをくずしやすいので、スタッフは手渡されるものと一緒に動きます。また、片マヒの人が座る位置に注意しましょう。スタッフが横に立ち、手渡すのが困難なようなら手助けをします。
最後の人に早く「贈り物」が届いたチームが勝ちです。アレンジとして、お玉の中にピンポン玉を入れたり、輪ゴムなどを人差し指から人差し指へリレーしたりするのもよいでしょう。
レクを盛り上げるアイデア①
片道のゲームに慣れたら、最後の人で折り返して往復のゲームにアレンジしてみましょう。
レクを盛り上げるアイデア②
スタートとゴールの位置を列の途中の人に変えるなどして変化をつけましょう。
監修/社会福祉法人 世田谷区社会福祉事業団
※本記事は『車いすの人でも楽しめる!レクリエーション50+盛り上げるアイデア100』(誠文堂新光社/2014年5月16日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています