介護レクリエーション「クジ大会」アイキャッチ画像

高齢者レクリエーション「クジ大会」

おもちゃのお金を使ったゲームです。本物のお金ではないとわかっていても、やはり手元で増えていくとうれしいものです。手指の運動効果があるゲームです。

参加人数、所要時間、効果など

参加人数
9~20名
所要時間
30分
効果
手指の運動

用意するもの

お札
おもちゃや手作りの1万円札。30~40枚。
数字カード
1~9の数字が書かれたカード。手作りするか、トランプでも可。各チーム1セット、進行係1セット。
テーブル
ホワイトボード

ゲームの流れ

準備

3~5名を1チームとして、3~4チーム作ります。1~9の数字カードを各チームのテーブルに配ります。1~2回「試し賭け」をして、ルールを理解してもらいましょう。

数字1の画像[介護レクリエーション]

チーム内で相談し、9枚のカードの中から3枚選びます。進行係も同様に3枚のカードを選びます。各チームは選んだカードを机の真ん中に並べます。

介護レクリエーション「クジ大会」イラスト[1]

注意するポイント

各チームに必ずスタッフがつき、ゲームの進行をサポートします。

数字2の画像[介護レクリエーション]

進行係が選んだ3つの数字をホワイトボードに大きく書いて発表します。発表された数字と3枚とも一致したら3万円、2枚は2万円、1枚は1万円と、チームに当選金としてお金を配ります。一番多く当選金を稼いだチームの勝ちです。

レクを盛り上げるアイデア①

進行係は宝クジの当選発表の司会者になったつもりで、ブレザーを着たり蝶ネクタイをつけたりして、雰囲気を演出してもいいでしょう。

介護レクリエーション「クジ大会」イラスト[2]

レクを盛り上げるアイデア②

3枚とも当たったら10万円のボーナスを支給するなど、「ボーナスチャンス」の時間を途中で入れると大いに盛り上がります。

注意するポイント

賭けごとが嫌いな参加者もいます。進行係は「賭けごとが嫌いな方も今日はぜひおつきあいください!」などと、和やかな雰囲気でスタートできるように声をかけましょう。

監修/社会福祉法人 世田谷区社会福祉事業団

※本記事は『車いすの人でも楽しめる!レクリエーション50+盛り上げるアイデア100』(誠文堂新光社/2014年5月16日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

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