介護レクリエーション「コップDE落とし」アイキャッチ画像

高齢者レクリエーション「コップDE落とし」

棒を転がして紙コップをテーブルから落とします。上体をたおす動きが、体幹バランス感覚を養い、両腕、背などの筋肉を鍛えます。

参加人数、所要時間、効果など

参加人数
20~25名
所要時間
60分
効果
体幹バランス感覚を養う
両腕・背などの筋肉強化

用意するもの

食品用ラップフィルムの芯
2個
紙コップ
15~20個
紙袋
2枚
テーブル

ゲームの流れ

準備

食品用ラップフィルムの芯2個をテープでつなげて、長い棒を作ります。紙コップを並べたあと、紙コップが落ちる先に紙袋を置きます。

介護レクリエーション「コップDE落とし」イラスト[1]
数字1の画像[介護レクリエーション]

食品用ラップフィルムの芯を両手で転がし、紙コップをテーブルから落とします。

介護レクリエーション「コップDE落とし」イラスト[2]

注意するポイント

勢いあまって体をテーブルのフチにぶつけてしまうことがあるので、薄手のクッションをお腹のあたりにあてるなどの工夫をしましょう。片マヒの人は健側の手で転がします。力が弱い場合などはスタッフが手助けします。

数字2の画像[介護レクリエーション]

紙袋に紙コップが入ったら得点になります、紙コップの中には点数を書いておきます。

レクを盛り上げるアイデア①

紙コップによって点数が違うと、落とした数が少なくても高い点数になることもあるので、盛り上がります。マイナス得点も入れておくとさらに盛り上がります。

介護レクリエーション「コップDE落とし」イラスト[3]

レクを盛り上げるアイデア②

力強く転がしすぎると勢いあまって紙コップが紙袋に入らなかったり、力が弱すぎると落ちなかったりします。紙袋に入らなければ得点にならないので、力加減がポイントであることを説明します。ポイントを掴み成功するようになると、楽しさも倍増することも伝えましょう。

監修/社会福祉法人 世田谷区社会福祉事業団

※本記事は『車いすの人でも楽しめる!レクリエーション50+盛り上げるアイデア100』(誠文堂新光社/2014年5月16日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

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