いすに座って輪投げを楽しみます。腕の曲げ伸ばしや前傾姿勢が、重心移動のリハビリや座位バランス感覚の向上に役立ちます。
目次
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 20名
- 所要時間
- 30~40分
- 効果
- 重心移動のリハビリ
- 座位バランス感覚の向上
用意するもの
- 輪投げセット
- 市販品でよい。輪9個。輪投げ棒9個。
- いす
- 1脚
ゲームの流れ
輪投げ棒の位置から1m離していすを置きます。
レクを盛り上げるアイデア①
使用済みのペットボトルの中に絵の具を溶かした色水を入れて、輪投げ棒を手作りすると、見た目もキレイです。その場合は投げ輪も別に用意しましょう。
縦、横、斜めの一列でビンゴになるように輪を入れることができれば10点、輪が同じ場所に入れば1点、輪を9ヵ所すべてに入れれば100点とします。
レクを盛り上げるアイデア②
参加者のレベルに合わせ、いすから輪投げ棒までの距離を、1mから3mまで、50cmごとの5段階レベルに設定してみましょう。
注意するポイント
片マヒの人は輪を投げるときにバランスをくずしやすいので、スタッフが必ず横に立つようにしましょう。
監修/社会福祉法人 世田谷区社会福祉事業団
※本記事は『車いすの人でも楽しめる!レクリエーション50+盛り上げるアイデア100』(誠文堂新光社/2014年5月16日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています