集中力を高めて、風船や人形を落とさないように手前まで引っぱります。上腕の筋肉を鍛え手首の巧緻性(こうちせい)を引き出します。
目次
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- 20名
- 所要時間
- 20~30分
- 効果
- 上腕筋を鍛える
- 手首の巧緻性の向上
用意するもの
- 食品用ラップフィルムの芯
- 1個
- ヒモ
- PPテープなど。テーブルの長さ分。
- 風船・ボール・人形など
- 参加者のレベルに合わせて選ぶ。
- ガムテープの芯または輪投げの輪
- テーブル
- タイムウォッチ
ゲームの流れ
準備
食品用ラップフィルムの芯の中央にヒモを結んで巻き取り用の棒を作ります。ヒモの反対側をガムテープの芯または輪投げの輪に結びつけます。
棒を両手で持ち、肩の位置に水平に上げます。
スタッフはガムテープの芯または輪投げの輪の上に風船やボールをのせたり、輪の中に人形を立たせたりします。
注意するポイント
肩や腕に疾患や痛みがある場合は、無理をせず上げられるところまでにします。片マヒの人は健側の手で棒の中央を持ち、引っぱるときはスタッフが手助けします。
風船やボールを落としたり人形をたおしたりしないように、ゆっくりとひもを棒に巻き取っていきます。
巻き終わるまでの時間をスタッフが計り、早さを競います。
レクを盛り上げるアイデア①
腕を持ち上げられない場合は机の上で転がすように巻きつけます。
レクを盛り上げるアイデア②
輪から落としたりたおしたりしたら、プラス3秒にするなどのルールを設定するとさらに盛り上がります。
監修/社会福祉法人 世田谷区社会福祉事業団
※本記事は『車いすの人でも楽しめる!レクリエーション50+盛り上げるアイデア100』(誠文堂新光社/2014年5月16日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています