高齢者、介護施設のレクリエーション「リレーぬり絵遊び」(高齢者も楽しい車椅子でできる健康体操&レク)

介護レクリエーション「リレーぬり絵遊び」

チーム対抗で行うぬり絵ゲームです。クレヨンを握ることで、手指の強化を目指します。図柄や色づかいも楽しんでみましょう。

参加人数、ねらい

参加人数
1チーム5人くらいで2~4チームにわかれる
ねらい
  1. 集中力を養う
  2. しっかりとクレヨンを握ることにより手指の動きを強化する

用意するもの

画用紙またはB4のコピー用紙
1マスを大きくしたり、細かい模様を作ったりする
介護レクリエーション「リレーぬり絵遊び」図柄の例のイラスト
クレヨンなど

楽しむためのポイント

  • 用紙が動くとぬりにくいので、四隅を止めるか、介助者が押さえておく
  • チーム内で、図柄や色づかいを考えてみるのもおもしろい
  • 片麻痺の人も参加して楽しく行える
  • 細かい作業になるので、休憩を入れて遠くを眺めたり、背筋を伸ばすようにする
  • 公平になるように、対戦する2チームは同じ図柄で行う

ゲームのやり方

介護レクリエーション「リレーぬり絵遊び」ゲームの流れのイラスト

各チームから1人ずつ出る。

向かいあったチームの先頭の人同士でジャンケン。勝った人が1マス好きな色をぬる。1回ごとに次の人と交代して続けていく。

どちらかのチームが全部ぬり終わったら、みんなで鑑賞して楽しむ。

編著者/原田律子

※本記事は『高齢者も楽しい 車椅子でできる健康体操&レク』(いかだ社/2005年3月12日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

書籍紹介

高齢者も楽しい 車椅子でできる健康体操&レク

出版社: いかだ社

原田律子(編著)
車椅子に乗り始めの「初期」から、日常生活の動きができる「中期」、かなり乗り回せる「回復期」まで、段階を追って日常生活を取り戻すための健康体操とレクリエーションを22種類紹介します。運動のねらいや介助のポイントなども明記。機能回復に役立ち、毎日無理なく楽しめます!

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  • 原田律子

    日本リハビリテーション専門学校、日本福祉教育専門学校、多摩リハビリテーション学院、関東リハビリテーション専門学校で、体育理論と実技を指導した。中学校1級、高校2級保健体育教諭教員免許、スポーツテスト判定員(日本体育協会)/応急手当普及員(東京消防庁)/日本陸上競技連盟A級公認審判員。故人。

    原田律子のプロフィール

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