画用紙でつくった輪を、新聞紙でつくった棒を使ってひろい上げるゲームです。うまくひろい上げるには、輪の引っかかり具合を見極めて慎重に持ち上げなければならないため、集中力の向上にも役立ちます。
目次
参加人数、所要時間、効果など
- 参加人数
- ２人以上何人でも
- スタッフ数
- ２人～
- 所要時間
- ５分～
- 必要な動作
- 握る
- 身体面の効果
- 手指の運動 腕の運動 協調運動
- 精神面の効果
- 集中力の向上 認知力の向上 競争心を養う
用意するもの
- 新聞棒
- 新聞紙を横方向にきつく巻き、セロハンテープでとめて棒状にしたもの。１チームにつき１本。
- 画用紙でつくった輪
- B4サイズの色画用紙を図のように７等分に折って切り、端をのりでとめて輪にしたもの。２種類の色のものを各10個。チームごとに使う色を決める。
- ダンボール箱
- 25✕25✕20cm程度のダンボール箱のふたを切り取ったもの。１チームにつき１個。
ゲームの流れ
参加者を同じ人数で２チームに分けます。各チームから１人ずつが出て、新聞棒を持っていすに座ります。参加者の前の１✕0.5m程度の範囲に、画用紙でつくった輪10個をチームカラーごとに置きます。
ゲームをより盛り上げるポイント①
輪を置く範囲は、参加者の運動能力によって変更します。不公平にならないよう、同じ程度の運動能力の人の組み合わせでゲームをしましょう。
「ヨーイドン！」のかけ声とともに、参加者は新聞棒で輪を引っかけて床から取り、箱に入れます。先にすべての輪をひろい上げ、箱に入れたほうの勝ちです。
ゲームをより盛り上げるポイント②
参加者が、新聞棒に輪を引っかけようとして、いすから身を乗り出すことがあるので、転落しないよう注意をはらいましょう。
他の人も同様に対戦し、全員の対戦が終わった時点で、勝ち星の多いチームの勝ちとします。
皆で安全に楽しむためのポイント
さらにひと工夫
著者／三瓶あづさ
※本記事は『高齢者のためのかんたんレクリエーション』（日本文芸社／2012年６月21日発売）の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています
