介護レクリエーション「逆文字」アイキャッチ画像

高齢者レクリエーション「逆文字」

上下左右を逆さまにしたひらがなで書かれたカードを見て、書かれた単語を当てるクイズです。制限時間は10秒! 冷静になれば簡単に読める答えも、あせればあせるほど別の文字に見え、読み間違いや珍解答が続出する楽しいゲームです。

参加人数、所要時間、効果など

参加人数
9人程度~
スタッフ数
1人~
所要時間
5分~
必要な動作
声を出す
身体面の効果
視覚への刺激 発声機能の向上
精神面の効果
思考力の向上 認知力の向上 気分転換 他者との交流

用意するもの

逆文字カード
介護レクリエーションの道具「逆文字カード」のイラスト
A3サイズの紙に、さまざまな単語を上下左右を反転させたひらがなで書いたもの。1チームにつき3枚。
いす
人数分

ゲームの流れ

数字1の画像[介護レクリエーション]

3人程度の同じ人数で複数のチームをつくり、各チームの答える順番を決めておきます。

介護レクリエーション「逆文字」ゲームの流れのイラスト[1]

ゲームをより盛り上げるポイント①

他のチームへの問題も楽しめるよう、参加者は全員スタッフのほうを向いて座るようにします。

数字2の画像[介護レクリエーション]

スタッフがチームごとに逆文字カードを見せます。答える番のチームは、何と書かれているかを10秒以内に答えます。時間内に答えられなかった場合は不正解とし、別のカードを使って次のチームに出題します。

介護レクリエーション「逆文字」ゲームの流れのイラスト[2]
数字3の画像[介護レクリエーション]

他のチームにも順番に出題します。1チームに3問ずつ出題して、もっとも多く正解したチームの勝ちです。

皆で安全に楽しむためのポイント

さらにひと工夫

  • 答えがなかなか出ないときには、カードを縦にしたり、上下逆にして参加者に見せましょう。いろいろな角度でカードを見せることで、答えがわかりやすくなります。
  • 逆文字カードに、短い単語だけでなく、文章やことわざなど長めの問題を混ぜてみましょう。どのカードが出るかによって難易度が変わることで、さらにゲーム性が増し、参加者のテンションも高まります。

著者/三瓶あづさ

※本記事は『高齢者のためのかんたんレクリエーション』(日本文芸社/2012年6月21日発売)の内容より一部を抜粋・再編集して掲載しています

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