第34回:令和3年度(2022年) 問題67 介護過程

次の事例を読んで、問いに答えなさい。

〔事例:問題67、問題68〕
Dさん(73歳、女性、要介護2)は、認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)に入居した。
入居後、本人の同意のもとに短期目標を、「食事の準備に参加する」と設定し、順調に経過していた。ある日、Dさんが夕食の準備に来なかった。翌日、担当する介護福祉職が居室を訪ねて理由を聞くと、「盛り付けの見た目が・・・」と小声で言った。
当日のDさんの記録を見ると、「お茶を配ると席に座ったが、すぐに立ち上がり、料理を皿に盛り付けるEさんの手元を見ていた」「配膳された料理を見て、ため息をついた」とあった。その後、食事の準備には参加していないが、早く来て様子を見ている。また、食事中は談笑し、食事も完食している。
以上のことから再アセスメントを行うことになった。

〔問題〕Dさんの再アセスメントに関する次の記述のうち、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    お茶を配る能力について分析する。
  2. 2
    ため息の意味を料理の味が悪いと解釈する。
  3. 3
    早く来て様子を見ている理由を分析する。
  4. 4
    安心して食事ができているかを分析する。
  5. 5
    Eさんに料理の盛り付けを学びたいと解釈する。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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