第34回:令和3年度(2022年) 問題30 コミュニケーション技術

次の事例を読んで、問いに答えなさい。

〔事例:問題29、問題30〕
Jさん(75歳、男性)は先天性の全盲である。これまで自宅で自立した生活をしてきたが、最近、心身機能の衰えを感じて、有料老人ホームに入居した。
施設での生活にまだ慣れていないので、移動は介護福祉職に誘導してもらっている。
ある日、介護福祉職がJさんを自室まで誘導したときに、「いつも手伝ってもらってすみません。なかなか場所を覚えられなくて。私はここでやっていけるでしょうか」と話してきた。

〔問題〕Jさんの不安な気持ちを軽くするための介護福祉職の対応として、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    いきなり声をかけると驚くので、肩にふれてから挨拶をする。
  2. 2
    誘導時の声かけは歩行の妨げになるので、最小限にする。
  3. 3
    角を曲がるときには、「こちらに」と方向を伝える。
  4. 4
    トイレや食堂などを、一緒に歩きながら確認する。
  5. 5
    食堂の座席は、Jさんの好きなところに座るように伝える。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

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