第32回:令和元年度(2020年) 問題125 総合問題

次の事例を読んで、問いに答えなさい。

〔事例:問題123から問題125まで〕
Dさん(59歳、女性)は30年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症して、現在、障害者支援施設に入所している。
Dさんは、朝は手の動きが悪く痛みがあるが、午後、痛みが少ないときは関節を動かす運動を行っている。足の痛みで歩くのが難しく車いすを使用しているが、最近は手の痛みが強くなり、自分で操作することが難しい。また、食欲がなく、この1か月間で体重が2kg減っている。夜中に目が覚めてしまうこともある。

〔問題〕
Dさんは、「ここ数日、朝だけでなく1日中、何もしないのに手足の痛みが強くなってきた」と訴えている。
日常生活で、Dさんが当面留意すべきこととして、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    前あきの衣類より、かぶりの衣類を選ぶ。
  2. 2
    ベッドのマットレスは、柔らかいものを使用する。
  3. 3
    関節を動かす運動を控える。
  4. 4
    できるだけ低いいすを使う。
  5. 5
    頸部(けいぶ)が屈曲位になるように、高めの枕を使用する。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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