第32回:令和元年度(2020年) 問題115 総合問題

次の事例を読んで、問いに答えなさい。

〔事例:問題114から問題116まで〕
Lさん(78歳、女性)は一人暮らしをしている。「もったいない」が口癖で、物を大切にし、食べ物を残さないようにして生活している。
半年前、脳の細い血管が詰まっていることがわかり、入院して治療を受けた。左半身にしびれがあり、右膝の変形性関節症(osteoarthritis)で痛みもあったために、介護保険の申請をしたところ、要介護1になった。
家事はできるだけ自分でしたいという希望から、週に2回、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用して、掃除と調理を訪問介護員(ホームヘルパー)と一緒にしている。

〔問題〕
ある日、Lさんと一緒に調理していた訪問介護員(ホームヘルパー)は、賞味期限が2日前に切れた缶詰を見つけた。
Lさんに対して訪問介護員(ホームヘルパー)がとる行動として、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    黙って処分する。
  2. 2
    食べてはいけないと伝える。
  3. 3
    食べやすいように、缶のふたを開けておく。
  4. 4
    食べ方を相談する。
  5. 5
    保存容器に移して保管するように勧める。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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