第30回:平成29年度(2018年) 問題68 介護過程

Gさん(66歳、女性)は、1年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺(かたまひ)になった。在宅復帰を目指し、介護老人保健施設に入所して、「家に帰れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし、同居していた孫が3日前に訪れてから、「体調が悪い」と言って、閉じこもり、食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると、「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。
Gさんに対する介護福祉職の対応として、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    食事量を評価して、栄養指導を行う。
  2. 2
    立位訓練を評価して、回復状況を把握する。
  3. 3
    家族と調整して、退所後の住まいを整える。
  4. 4
    サービス担当者会議に孫を招集する。
  5. 5
    傾聴ボランティアの情報を基に、本人の生活ニーズを確認する。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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