第30回:平成29年度(2018年) 問題29 コミュニケーション技術

Kさん(75歳、女性)は、脳梗塞(cerebral infarction)を発症して、1か月間入院した後、介護老人保健施設に入所した。Kさんは重度の運動性失語症(motor aphasia)のため、自分から話すことはなかった。
入所して2か月ほど過ぎた頃、Kさんは、少しずつ言葉が話せるようになった。ある日の午後2時頃、介護福祉職に向かって、 「お茶、いや、違う、お、お、違う、ええと」と話し始めたが、 伝えたい言葉が見つからないようで、もどかしそうであった。
この時のKさんへの介護福祉職の言葉かけとして、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    「何を言いたいのでしょうか」
  2. 2
    「もう1回繰り返してください」
  3. 3
    「おやつの時間まで待ってください」
  4. 4
    「何か飲みたいのですね。お水ですか?」
  5. 5
    「言葉が出てきてよかったですね」
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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