第29回:平成28年度(2017年) 問題125 総合問題

次の事例を読んで、質問に答えなさい。

〔事例:問題123から問題125まで〕
Mさん(19歳、男性)は、染色体の異常による疾患で知的障害がある。特別支援学校の卒業後、自立した生活を目指して、両親から離れて、共同生活援助(グループホーム)を利用している。日中は、一定期間(おおむね24か月を標準とする)必要な訓練を受けることのできる日中活動のサービスを利用して、生産活動の訓練、職場体験の機会の提供などを受けている。
Mさんは、毎朝、このグループホームから駅まで歩いて、電車で日中活動の場所まで通っている。Mさんは、楽しそうに生き生きと訓練に励んでいる。

〔問題〕
ある朝、介護福祉士であるA世話人がMさんの部屋をのぞくと、グループホームを出る時間を過ぎていたが、まだ寝ていた。「今日は行かないの」と尋ねると、「日中活動がつまらないから行かない」と言いながら、布団をかぶってしまった。
A世話人のMさんへの対応に関する次の記述のうち、最も適切なもの1つ選びなさい。

  1. 1
    両親に連絡して、日中活動に行くように話してもらう。
  2. 2
    日中活動の楽しさについて話し合う。
  3. 3
    日中活動の重要性について話し合う。
  4. 4
    日中活動がつまらないと思う理由について話し合う。
  5. 5
    気分転換に映画を見に行くことを勧める。
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監修者のご紹介

  • 高野晃伸
    中部学院大学短期大学部社会福祉学科 教授

    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

    ホームページ|中部学院大学プロフィールページ

    高野晃伸のプロフィール

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    高野晃伸

    介護福祉士、介護支援専門員。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで現場経験を積み、松本短期大学介護福祉学科非常勤助手、名古屋柳城短期大学専攻科非常勤講師を経て、現在は中部学院大学短期大学部社会福祉学科の教授。

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